スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

坂井凛子の平凡な放送 (1)

お久しぶりです。ひつじさんです。
もうすぐ年度末ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回はとうとう、小説を掲載する事になったみたいです。
例のごとく、恐ろしいまでのクオリティの低さですが、生暖かく見守ってくださると嬉しいです。

『坂井凛子の平凡な放送』


ある秋の日、京都のとある学校ではこんな会話が展開されていた。
「ねえねえ、放送部行かない?」
「放送部……ですか?」
「そう、放送部。どうかな?」
「いや、その、私は……」
「よーし! 特に異議もないみたいだし……行くわよ!」
恐らく普通の人が聞いてもさほど変には感じないのでしょう。ですが……今の私からすると、「この人いったい何を言っているのでしょう?」としか感じられません。
放送部はあくまでも、放送部員なり、顧問の先生なり、部活を探している新入生なりが入る場所です。それなら放送部も大いに歓迎……すると思いますし、まぁ普通だと言えるでしょう。
でもやっぱり場合を選ぶべきなわけで……。放送部に無関係の部外者が用も無く行くのはありえないと思うのですが……。

お久しぶりです。坂井凛子です。趣味は相変わらず読書とチロルチョコを食べることです。好きな食べ物は無論、チロルチョコです。チロルチョコがあれば人生バラ(ry
すいません。私のしたことが……。またもや取り乱してしまいました。
そういえば、他の人もお久しぶりですよね。まず、さっき放送部行きを主張していた人。彼女は外村幸子さんです。今までの所、フランクな人という印象が深まる事はあってもその逆は絶無で、きっと一生変わることは無いと思います。彼女の奇行ぶりは……その片鱗は夏休みの件で垣間見えるのではないでしょうか。
「さっちゃん。そんなこと言ったら本気にしちゃう娘がいるか止めときなよ」
「今回は本気だよ。放送部にみんなで雪崩れ込もうじゃありませんか!」
今回の外村さんの発言を冗談と解釈したのは、前島里香さんです。彼女も割と元気ですし、積極的ですが、一応行動は常識的です。まぁ、時たまの悪ふざけは健在ですが。
「ほ~ぉ。そういうことなら皆の者、出陣じゃ!」
「ちょ、里香、待ちなさいよ。事情を説明しなさい」
今、事情説明を要求したのは椿鏡子さん。ツッコミ担当のポジションは相変わらず。自慢 のツッコミの切れ味は健在です。外村さん曰く「ツンデレっぷりは相変わらず」だそうです。本人の反応も前と変わらず「べ、別にそんなんじゃないわよ。ふん」というものでしたが。
そういえば、そろそろ誰か私にツンデレについて解説してくれないものでしょうか。今まで読んだ辞書や専門書には一言もそういった語彙は収録されていませんでしたし……。
「だから、出陣するんだよ」
「幸子、それ答えになってないから」
椿さんのツッコミが、誰もいない放課後の教室に響きます。
「え~っ。じゃあ、どうしろっていうのよ」
外村さんは拗ねたように反駁しました。
「とりあえず、いつ、どこで、だれが、どうしたから放送部に行くのか説明して」
椿さんは外村さんの拗ねた顔には目もくれず、手厳しい要求を突きつけています。
「う~んと、今、この教室で、さっちゃんが、行きたいと思ったから?」
「いや、里香、それは答えになってないから」
今度は前島さんが答えましたけど、やはり椿さんの一撃の前に成すすべなく撃沈されたようです。
私は少し不安になってきました。せっかく椿さんのツッコミで少しは事情が分かると思ったのですが、このままだと一生……は大げさですけど、今日中には分からない気がしてきました。
「え~っと、確か放送部の人に……おなかが減って……脅迫メールを出して……嘘だっ! って返ってきたもんだから……異議あり! って返したら……ドロリ濃厚ジュースピーチ味が送られてきて……お返しにあんこ入りパスタライスを送り返したんだけど……電話がかかってきたから……ただのジュースには興味ありませんっていったら……うるさいうるさいうるさいって言われて……食べなくて後悔するより食べて後悔したほうがいいって言うよね? って叫んでみたら……156,804,000円の借金がどうこう言われて……電話から30cmは離れて見やがって下さいって言ってやったら……バルサミコ酢~♪ って言われて……あなたの本当の年齢を教えてくださいって訊いたら……禁則事項ですって……」
外村さんがなんかチンプンカンプンなのですが……断片的な単語から推察するに、放送部の方に、ゲストとして何人か連れて来て欲しいと言われたので声を掛けてみたようです。
正直なところ、たったこれだけの事を聞き出すのに30分もかかるとは思いませんでした。
えっ、どうしてそんな事が分かったかって?それこそ禁則(ry
まぁ外村さんから事情を訊き出す上での必須スキルですから。これくらい出来ないとね……。
「……あまりにもネタが多くてツッコむ気力も萎えたわ」
そう言う椿さんはものすごくげんなりしていました。
「ふーん、そういうことだったんだ」
前島さんはものすごく関心していますけど……。
「って、知らずに行こうとしてたのかよっ!」
と椿さんに強烈な一撃を喰らってました。得物は携帯用のハリセンでした。……ご愁傷様。
いったいどこに売っていたのでしょう?携帯用のハリセンなんて。
そろそろ日も傾いてきて、下校時間も近づいてきましたが……どうしましょう。よく考えれば放送部の方をかれこれ3,40分お待たせしているわけで……。
「じゃあ、そろそろ行こっか?」
え!? 外村さん、今からなのですか?収録?
「いや、生放送で17時からだからそろそろ行かないと……」
外村さんの言葉でふと自分の時計を見てみると……4時55分。
つまり後5分。
そう言っている間に残り4分45秒。
一瞬、教室全体を静寂が支配します。
「え~っと、放送部ってどこだっけ?」
椿さんが少し震えた口調で訊ねます。
「隣の棟の3階じゃなかったっけ?」
答えたのは前島さん。
「ちょっと、それ間に合わないじゃん!」
と椿さんが叫ぶのと、
「急ぐよ!飛ばして1分で!」
と外村さんが走り出したのは同時でした。
「あっ、ちょっと待ちなさいよ!」
「よ~っし、いざ出陣!」
椿さんと前島さんも後に続きます。
前島さん、さっきから「出陣!」しか言ってない気がするけど、気のせいでしょうか?
というか、また置いていかれた。
急がないと私一人置いてけぼり……。それはちょっと困ります。
「待ってくださいよ~!」
……まさか、最初の台詞がこんな情けないものだなんて……。穴があったら(ry


「やっほー! お待たせー♪」
高らかに宣言しながら一番に放送部に飛び込んだのは外村さんのようです。
続けて、
「前島里香、ただいま参上!」
という叫び声が学校中に響いていました。
その叫び声から10秒後、ようやく椿さんがたどり着きました。
まぁ、椿さんが前の2人に引き離されたのは仕方ないところでしょう。一般的な高1の女子では1分以上の差をつけられるところでしょうし。
なんせ、この間の陸上記録会では本気を出していた陸上部エースを完全に圧倒していた2人ですし、その走りは陸上部に「足にロケットエンジンでもついてんじゃねーか?」と言わしめるほどですから。
かく言う私は、椿さんが入っていくのは辛うじて見えましたが、前の2人に関しては叫び声で「着いたんだ」ってわかっただけですし。
私が放送部につくには、椿さんが入ってから約2分を要しました。まぁ途中、例のごとくこけていたのは内緒ですが。
ところで、椿さんのタイムは1分15秒ぐらいでした。さっき「間に合わない」って言っていた割には、あっさり間に合わせていますけど……。まぁ、収録までの準備時間等が足りないってことですよね?
ちなみに椿さんの足も陸上部のエースより速いんですよね。3人とも陸上部に入ればいい気がするのですが……。羨ましいな……。

「おーっ、これで5人とも揃ったね!」
といいながら放送用のマイクをセッティングしているのは、放送部の部長の三田村さんです。
あれ? 5人? 私達は4人のはず……。
「いや~、今回は転校生の援軍まで来てるし、面白い事間違いなしだね!」
と鼻歌交じりに三田村さんは言いますが……転校生なんていましたっけ?私は聞いていないのですが。
「んじゃ、向こうのスタジオの方に入って下さいな♪」
そう言う、ご機嫌な三田村さんを尻目にスタジオの中に入ってみると見覚えのある方がいました。
「あれ、ゆかたん? どうしてここに?」
前島さんが驚きながら質問した相手は……芳野由香さんでした。この間、北海道に招いて下さった方ですが……同じ学校でしたっけ?
「僕、後期からこの学校に転校してきたんだよ。言ってなかったっけ?」
芳野さんはそう言って首を傾げていますが……私だけでなく、みなさん心当たりが無いようです。
「おかしいな~。お手紙出したはずなんだけど……」
う~ん、そう言われても届いていないものは届いていないのですが……。
「まっ、いいか。こうして無事再会できたんだし」
確かに、芳野さんのおっしゃるとおり、まぁいいですよね?

――その頃、とある運転手さんが「あっ、そういえばお嬢様に頼まれた手紙投函してなかった」といいながらくしゃみを連発していたのはまた別のお話。

「まぁ、それはいいんだけどさ、収録って5時からよね?今、5時5分ぐらいだと思うんだけど?」
……。椿さんに言われて腕時計を見てみると、5時4分53秒でした。
確か、およそ10分前の会話で、外村さん生放送だって言っていましたよね?
今のところ放送が行なわれている気配は皆無なのですが……。
「あれ、放送は17時半からですよ?幸子さんから聞いていませんか?」
機械類のセッティングを終えた三田村さんが、そう答えながらやってきました。
「ちょっと幸子。私達、走り損じゃない」
「そうだそうだ!鏡たんの言うとおりだ!」
「里香! 鏡たんっていうな!」
椿さんは鏡たんって呼ばれるといつも顔を真っ赤にして怒るんですが……恥ずかしいんでしょうか?
「じゃあ、鏡子さま?」
「里~香~」
ちょ、ちょっと椿さん……自重しましょうよ……。なんか変なオーラが出ていますよ? なんかどす黒っぽい赤色のやつが。それに体感で1℃ぐらい室温が上昇した気がしますけど……。
一方、どうやら誤報をばら撒いて私達を走り回らせた張本人は特に反省の様子も見せず、三田村さんと呑気に
「あれ、17時半だっけ?」
「ええ、確かにそういいましたよ?聞き間違えましたか?」
「う~ん。ま、いっか」
なんて喋っていますけど……。大丈夫でしょうか? 椿さん怒らせて。

「じゃあ、これからいろんなことの説明をしたいと思います」
三田村さんが説明し始めました。
結局、椿さんは怒り疲れてしまったようです。ちょっとぐったりしています。
後ろで約1名ほど意識がない方がいるように見えるのは気のせいですよね?
「え~っと、みなさんにお願いしたいのは、ラジオのゲスト出演です」
……。マジですか。
三田村さんの説明に凍りついたのは、私だけではなかったようで……。
「ちょ、ちょっと、それどういうことよ?!」
椿さんも動揺しまくりです。ちょっと声が裏返っていましたよね?
しかし、他の3人は……。
「いいね~!」
「なんだか面白そうじゃん♪」
いつの間にか復帰したんだろ……外村さん。
「僕も頑張るぞー!」
……どうやら乗り気みたいですね。
「まぁ、仕切りもそっちに任せますし。いくら喋っていただいても構いませんよ?」
三田村さん、そういうあの3人を調子付かせるような事を言わないで下さいよ。
「っていうか、私の意志は無視ですか!?」
椿さんの激しいツッコミもどこ吹く風。三田村さんはさらに続けます。
「みなさん一人一人に専用のコーナーも作っておきましたし。思う存分喋ってくださいね?」
そんな……できれば目立ちたくないのですが。
「だから、私の意志ってどうなったの?」
椿さんは再びツッコミますが……。
「椿さん、そのツッコミ、期待してますよ」
三田村さんはサラッと流します。
どうやら、外村さんや前島さんには「こうかはばつぐんだ」って感じのツッコミも、三田村さんには「こうかはいまひとつのようだ」って感じみたいです。
「はぁ~。なんかもう反論する気も失せたわ。……やるなら手は抜かないようにしないとね」
あれ? いつの間にか椿さんもやる気になってしまいました。
そうなると当然皆さんがやる気になったわけで……。
私にはこの圧倒的な数的劣位をひっくり返すだけの能力やパワーは持ち合わせていないわけで……。
すなわちラジオ収録に参加する事は確定事項と化したわけで……。
必然的に何か喋らないといけないわけで……。
喋れば喋るほど墓穴を掘ってしまう確率が上がるわけで……。
墓穴を掘れば掘るほど目立つわけで……。
ようはダメなわけで……。
ってダメじゃないですか!
「じゃあ、収録30秒前なのでそろそろ準備して下さい~♪」
三田村さんの声がスタジオに響きます。
まぁ……収録に参加することは不本意ですが、やらなくてはならないというなら……目立たないようにしましょう。はい。それがいいですよね。


今日はここまでです。
明日には終わらせます♪
スポンサーサイト

土曜講座に行ってきました!

みなさん、今年のバレンタインデーは楽しく過ごせましたか?遊人はチロルチョコをいただきました。

ところで今年の2月14日にはもうひとつ重大なイベントがあったのをご存知でしょうか?その日は遊人の誕生日……てなことはありませんが、はい、そうです、「土曜講座」の日です。(土曜講座が何か知らない、という人は図書委員会日記をご覧ください。詳しい説明がある、かも)

今回の土曜講座は地学の野々垣先生。テーマは「コンピュータシュミレーションによる地球物質科学」。個人的には結構敷居が高いテーマではないかと危ぶんでいたのですが、蓋を開けてみれば中学生を中心にかなりの人数が集まりました。

「実験装置紹介」では京都大学の研究室の様子も垣間見ることができ、普段なかなか分からない大学内部の日常を知る貴重な機会となりました。

専門的な話になると生徒よりむしろ先生の方が興味津津といった様子で、そういう面でもいつもとはまた違った発見がありました。

たぶんそのうち図書委員会日記の方でも特集があると思うので、そっちも併せて見て下さい。もっと真面目な内容があると思いますので……。

ディズニーランド

どうもNです。

はてさて、OB日記が始まってから2ヶ月くらいたち、ベストブックという企画も終わった今日この頃ですが、
いまいち僕の立ち位置というものがわかってなかったりします。
現役時代は図書委員会の仕事内容を掲載するという仕事があったんですが
今は出来ないので……。
他の人みたいに小説書けばいいのかなあ、と思いつつそんな才能ないし……。
まあそのうち考えるとするか。

あ、そういえば後輩君たちが先週ようやく月報を発行しました。
内容はともかくとして、不慣れなせいか修正すべき点がいっぱいです。
いや、もちろんちゃんと引き継がなかった先輩方(僕ですが)が悪いんですが。
若人君たちごめんね~。月報に関する今後の問題点をひつじさんがまとめたので是非参考にしてください。
次回はグレードアップしてることを楽しみにしています!


とまあ、結局のところ図書委員会の仕事内容を載せてしまったわけで’いいかがせむ’って感じですが……。
いっそのこと僕が虚構で関西弁Nの方を現実にしてしまおうかな。
虚構を現実に創造する。 ディズニーランド……。
(ネタがわからない人すいません)

What is 遊人?

どうも遊人です。

他の人が自己紹介している中で一人だけ自己紹介しないのも気持ち悪いのでここらで一つ自己紹介をば。

名前:遊人(あそーど)
期生:53?
役職:家事手伝い補佐
二つ名:タボー閣下
特技:正座した状態から手を使わずに立ち上がれる
特性:ものひろい
趣味:良い悪いでいえば悪い
好きな本:昔読んだ本で名前は忘れたけど、冷戦時代にアメリカが作った人型ロボットがソ連の作った人型ロボットと宇宙へ行く話とか。……意味不明か。
嫌いなもの:スイカとキュウリ。年とともに味覚が変化したのか、ナスは嫌いじゃなくなりました。

P.S.最近レーヴェさんの顔と名前が一致してきました。これも自己紹介のおかげですね。
カレンダー
01 | 2009/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
最新記事
FC2カウンター
プロフィール

rstiob

Author:rstiob
『洛星図書委員会OB日記』へようこそ!
最低月一回は更新していきたいと思います。

月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。